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四方山話
【YOMO-TALK】

意味:比較的毎日10〜30分程度向き合って、何やら書いて見ようと模索する種々雑多な話

 ●Log: 9月10 -20 -30 / -10月10 -30 / -11月10 / -11月30 / -09年01月10

 ●四方山話 それっぽい作品のまとめ目次
   01:アイマス 総まとめ:  『 始まりはそれぞれに有るからこそ面白い 』 

 ※現在更新中の作品: 真・恋姫無双 (現実→転生、変則憑依 御都合主義 ※元ネタor作風的にも)





■20080920

 自分は小学生なのかと思うほどに、活動時間が短すぎる。
 何かいい方法が無いものだろうか……。



 ▼▼ アイマス小説 ▼▼


 
「どれどれ、真の『息子(サム)シングエロス』を確認してやるか」

 意気揚々と自分のロッカーから、こういった時の為に常備している予備の衣服を取り出し『SHAZNA(シャズナ)』の『すみれ September Love』を口ずさみながら事務所を出る。

「……む?」

 シャワー室に近付くにつれて、妙に違和感を覚えた。
 はて、何が――

「あぁ、そうか……女性用から音が聞こえるのか」

 と呟いた瞬間、事の重要さを認知してしまった。
 待て――これは一大事と言っても過言では無い。
 私の人生史に於ける未曾有の大事と言えよう。
 何故ならば、この時間帯に残っている人間は私と真しか居ないのだ。そして、私がココに居て、尚且つ女性用のシャワー室が使われていると言う事を考えれば、自ずと答えは出てくる――真は、秘境である、女性用のシャワー室を、使用して、いるのだ。

「ロリコン『でも』ある私が自らを律し、苦行に耐え抜き、自制して居たと言うのに――何と羨ましい。転じて、怨めしい」

 何よりも――

「いや、むしろ良くぞ遣り遂げた!!その心意気良し!」





  ■20080918

 『根』が欲しい。
 自分自身の土台が確りしていて欲しいと言う意味でも、根性や根気的な意味でも。
 畳み掛けられるように被害にあったせいか、夢の世界に逃げ込む事が多いです。
 いつでも夢見る少年で居たいと思っていますが、現実逃避とは別物だよなと自覚症状あり。
 それとは別にしても人一倍寝ては人生を損している自分ですが、この時期は特に寝易くて溜まりませんね。
 ――と、どの季節でも言っている気がしてなりません。
 寝るのが趣味と言っても憚らぬ心意気。
 
 ……ああ、根を上げてしまいそうだ。



 ▼▼ アイマス小説 ▼▼



 「私が鬼畜系エロゲーの主人公で無い事を幸運に思うのだな、諸君!」

 と、何度扉を睨み付けて妄念を唾棄して来た事か。
 ――まぁ、8割がた冗談ではあるが。
 仮にも、苦楽を共にして居る大事なアイドル達である。
 偶然ならばまだしも、自ら率先して何かしたいとは毛頭思わない。偶然ならば、偶然ならば未だしも、だ。

「ふむ……そう言えば真とは裸の付き合いがまだだったな」

 数少ない職場の男同士である。
 男同士ならば一度ぐらいは裸の付き合いと言う物をせねばならないだろう。
 何と無く、そうしなければいけない気がしてきた。





  ■20080917

 CFOのキレが無さ過ぎる。
 消える前の文章の方が何倍も良かった気がしてならない。
 無論、錯覚だとは思うのだが――歯痒いな。

 話は変るが、最近CDをディグし過ぎて大量に購入してしまった。
 その中で当たりだったと思えるのが 『サイプレス上野とロベルト吉野』 と言うアーティストの 『ドリーム』&『ヨコハマジョーカー』は良かった。
 知名度は高いと思うので『アングラ』と言う程では無いかも知れないが、アンダーグラウンドは掘り下げると、金銀財宝が埋まっているのでこれだから止められない。



 ▼▼ アイマス小説 ▼▼


 
「む、真はまだ居るのか?」

 事務所のソファーの上に脱ぎ捨てられたジャージが掛かっていた。

「……シャワー室か?」

 快晴で日照りが強く、気温もそれに伴って大分上昇した所為で、箱の中が蒸し暑かった事を考えるに、水でも浴びて汗を流しているのだろう。
 大した物ではないが、うちの事務所にも簡素なシャワー室位ならばある。
 もちろん、男女別々だ。
 ――御蔭で、嬉し恥かし、キャピピフフなハプニングが無いのが残念で仕方が無い。





  ■20080915or16

 気を抜きすぎて早く寝てしまったので昨日は更新できませんでしたので、今回はちょっと長めに二日分の文章を書いてみた。
 既にネタ切れ気味ですが、本格的に枯渇しそう。
 が、頑張らねば。



 ▼▼ アイマス小説 ▼▼



 春香との付き合いは長いのだが、最初からプロデュースしていた訳では無く、元々はCランクから伸び悩んでいた所を自分が受け持ったのが始まりだった。
 当時から何故か一部からの根強い人気を誇っていたが、全体的に高い水準で纏まっていたとは言え個性的な部分が無く――訂正を一部するならば、歌唱力が個性的ではあったが――良くも悪くも癖が無く、中傷的な表現では『無個性』とまで言われていた時期があった。
 だが自分には春香に誰よりも長い『のびしろ』があると信じていたのだが、如何にも『取っ掛かり』が見付からなかった日々が続いた。
 そんな中、それなりに『魅せる』事が出来る時代劇の配役が決まった。
 ここで垂らされている糸を上手く手繰り寄せるべく、実際に剣術をある程度『修め』させて見ては演技に気迫が乗るのではと思い、社長の伝手で『虎眼流』なるレッスンの時間を減らし、役作りにドラマが始まる大分前から剣術を学ばせたのだが――それが転機だった。
 何事も解らぬもので、何も無い所で転ぶと言う類稀なる特技を習得している春香は、剣術に於ては比類なき才能の持ち主だったらしく、当主である岩本氏に『麒麟児也』と云わしめた程である。
 私も両眼でその剣術の鋭さを確認したが、その瞬間――雷が正中線を突き抜ける様な錯覚をした。それは、春香の絶大なる『武器』だと確信したからである。
 剣術が、演技力がでは無い。
 即ち――構築力。
 それは春香と言う『染まる事無い純白』と言う本質を『個性』として見る余りに見落としていた盲点。
 そう春香の『純白』とは――何色にも染まり、その色合いによって千差万別な世界観を『根』から構築する事が出来るのだ。
 それは真綿に水を染み込ませる様に吸収する事が出来る力とは違った『異才』であった。

 それに気が付き、思い当たる節も在り、その直感に自信が在ったとは言え、すぐさま曲から衣装に到るまで、ドラマの直前に間に合うように手配したのは性急過ぎたと今でも反省をして居るが――それが功を奏した。
 読みが当たった。
 飾らぬ人柄。屈託の無い明るい笑顔。
 白の似合うアイドルと言う概念を打ち壊す奇策。
 それは――真逆の世界観。

 背徳的でおどろおどろしい曲調に乗せるのは、狂気を孕んだ常識を逸脱した歌詞。
 普段とは真逆の黒を基調とした禍々しい衣装と、場違いも甚だしい日本刀を帯刀。
 妖しくも艶やかな世界を演出し、意図的に流し目などを撮るように頼んだ。
 
 『白』から最も遠く、最も近い色――『黒』の印象を与える妖艶で、退廃的な春香が、それらが統べて『春香』と言う枠に嵌った。

 世間の反応は予想通り――いや、予想以上の衝撃を与え、反響と残響を残した。
 また、時代劇中での剣術の演技は、剣客としての春香から放たれるの『真剣』を伝え、相乗効果で反響は高らかに鳴り響き、十二分の効果を得た。
 そこから流れが変った。
 本来の清純なアイドルとしての春香、新しく生み出された黒のカリスマとしての通称『春閣下』――どちらかに絞るのではなく、どちらも『春香』と言う『二面性』を貫く事によって極端な印象の落差によりファンの心を文字通り『絡め捕る』事に成功した。

 ――もっとも、当初は「これは幾らなんでも酷いですよ!」と、本人を『少々』説得するのに苦労し、『王道的なアイドル』を目指す春香は、これまた『僅かに』涙を流したとかしないとかそんな事も在ったが、最近は『春閣下』と呼ばれるのが満更では無い様子だ。
 所謂、春香にとって正攻法と呼ばれる手段では無かったかもし知れないが、それでも親友である『千早(ちはや)』と肩を並べたかったのかも知れん。

「あぁ――もう着いてしまったか」

 明日の事、春香の事、そして千早の事などを考えて歩いていたら、あっと言う間に事務所に辿り着いてしまった。

「それにしても……汗臭くて敵わんな」

 事務所に入った途端、風が無くなったせいか、自分からオーラのように漂っている臭いに顔を顰めてしまう。
 最後まで手伝うと言っていたが、真を先に帰して正解だったかも知れんな。
 同性とは言え、この臭いは心象に余り宜しく無い。





  ■20080914

 二連休ゲット!!
 今月の表での更新の目処を立たせて
「YOMO The MIC復活ッッッ!!復活ッッッ!!」
 と言いたいと頃です。
 何としてでも如何にかしたい。



 ▼▼ アイマス小説 ▼▼



■01

 骨は骨でも、セットを支える『背骨』が折れるとは――
 
「予想外とはこの事か……」

 もっとも、報告で伝わって来たよりも大した事は無くかったのは僥倖と言えよう。
 真には1時間以上掛かると言っていたが、正味10分で事が片付いたのには拍子抜けした部分もあるが、助かったと思うべきだろうな。
 念入りに補強をするだけで明日のイベントは問題無なさそうであった。
 イベント内容に合わせたそれなりの規模の『箱』を貸し切ってのイベントだけに、こう言った些細な事でも繊細になっていたかも知れないな。

「まぁ、コレで明日の春香(はるか)のイベントは波を荒立てる事無く、無事に行きそう……だろうか?」

 春香――『天海 春香(あまみ はるか)』は765プロで私が受け持っていたアイドルの一人だ。
 そして、今回の移籍で私が625プロに動いた際に、わざわざ一緒に移籍――と言っても系列は同じなので御幣があるのだが、現時点では弱小プロダクションである所に身を寄せてくれた心強い仲間である。
 ランク的には『ニアA』や『BとAの中間』と言った所で、トップアイドルと言っても過言では無い。特筆すべき点は、極端な二面性を演じる事が出来る『表現力』だろう。その為、765プロ内でも懐深く統率がとれた根強い『ファン』の多さでは肩を並べる物は居ない。

「しかし……そう思い返せば、頂は遥か彼方と見ゆるとは言え……思えば遠くへ来たものだな」





  ■20080913

 案外、続くものである。――と言う台詞は1ヶ月経ったら言うべきか。
 惰性と根気で続けている四方山話て行きたいと思う所存。
 と言う訳で――書いていたアイマスの話の区切りが良さ気だったので、今日は手直し+加筆修正で1つに纏めてみた。
 題名は某Pをリスペクトすると言う意味も込めて 『同人ゲーっぽいアイマス』 としてみた。
 幾分かは読みやすいだろう。
 一瞬、表へのUPも考えたが、それはまだ『機』では無いと判断したので止めておいた。
 むしろ、続けていける自信が無いのをUPするのは……ちょっと、ねぇ?

 同人ゲーっぽいアイマス:080901-080913





  ■20080912

 身体がバキバキ言ってます。
 最近、スケボーを知り合いに進められて始めたのは良いのですが、運動不足が祟って歪な音を奏でてます。
 今の所は板を弾く練習をしているのですが、上手くなる兆しが一向に見えずに少々、意気消沈。
 小説の方も、弾けてくれればと思っているのですが……何とも言えないモノですね。

 死に物狂いで小説を書いていた頃が、懐かしいと思えるようになってきたので、自分に危機感は持っているんですけどね(==;



 ▼▼ アイマス小説 ▼▼



「けど……良いんですか?」
「ん、何がだ?」

 下らぬ事を考えていた数瞬の間に何があったのか、気が付けばつい先程の様子とは一転、何が起こったのか解らないが妙にしおらしくなっていた。
 如何やら『女心と秋の空』とは言ったものだが、男心も移り変わるのが最近は早いらしい。実に、難儀な。

「いや、ボク……毎回奢って貰っているようが気がして」
「あぁ――なるほど。得心が行った」
「え?」
「いや、何でも無い。独り言だ」

 ――しかし、妙な所を気にする奴だ。
 まぁ、無遠慮な人間よりは何倍も可愛げがあるにしろ、礼儀が正しい分、年上に対してまで要らぬ気遣いをしてくる。そう言った意味では、少々融通が利かぬのが難点か。

「遠慮する必要は無いんだぞ?それが先輩と言うものだ、気にするな。もしも気にするのであれば、今度自分の後輩に同じ事をしてやれ。それだけで十分だ」
「でも――」
「それにな、こう言う時で無ければ先輩面出来んだろ?『上を立てる』と言う意味でも、たまには良い格好させるものだ」
「……それじゃあ、遠慮無く御馳走させて貰います!」

 そこまで言うとやっと納得したのか、いつも通りの爛漫な笑顔とよく透る声で威勢良く頷いた。

「応ともさ。さて、ならば行くから道具を持ってきてくれ」
「はいっ!それじゃ、ボク、準備した物を持ってきますね!」

 元気の良い返事をして駆けて行く真を眼の端に入れながら、椅子から立ち上がり窓から外の様子を覗いてみる。

「暑そうだな――今日はちとばかし、骨が折れそうだな」




  ■20080911

 昨日、確りと書いた筈なのに日付が9日で些か焦った。
 ここまで続いたのだから、もう少し息長く書いて行きたい。

 HP用小説、公募小説、今月に入ってからピタリと筆が止まった。
 トラウマ――とは言わないにしろ 「書かねば……期日が、書かねば……」 と、思えば思う程に頭が真っ白になる錯覚を覚える。
 全く、散々な目に合った上に難産だなんて洒落に為らない話である。
 ……本当に洒落にならない話だよ。うん。



 ▼▼ アイマス小説 ▼▼



「まぁ、その様な私の築いてきた礎はさて置き――最近は事務所に入り浸りだろ?金が無くとも友情は育める、学校生活を蔑ろには決してするなよ?」
「解ってますよ。バイトが無い日は友達と元気に遊んでますから」

 そう言って小さく笑った後、少し照れ臭そうにしながら呟いた。

「まぁ、最近はバイトが楽しいってのもあるんですけど――それに、先輩が思っている以上に僕は色々と育んでいるんですよ?」
「ほぉ――例えば?」
「先輩と僕の絆とか」
「――」

 中々如何して、こやつは『にくい』事を言うではないか。
 話の隙を見てはちょいちょいと仕掛けて来る。
 やはり、けしからん程にこしゃくな奴だ。

「――ふむ、ならば良し」
「あれ……先輩照れてますか?」
「……莫迦者が」
「えへへっ――」

 くだらない話に付き合ってくれる友人と言うのは、日常でも、職場でも、場所問わず、例え年齢が離れていようとも大事なものである。
 それが自分を慕ってくる、気の良い後輩ならばなおの事。
 そう言った意味合いでは、真の言葉も無碍に否定は出来んのかも知れんな。とは言え、肯定するのは些か憚られるが。
 しかし――真は何時まで、呆けながら笑っているつもりだ。

「真、何時までも気味悪く笑っていないで、今日は現場に一緒に行くのだぞ?下見の準備を整え――」
「あ、それならもう終わりましたよ。先輩が書類を作り終わっている間に。モチロン先輩の準備も終わらせて置きました!」
「……前言撤回をせざるを得ないな。お前は気の利く優秀な奴だよ」

 しかし、そうなると随分と時間が余る。
 書類も存外早く終わったので、準備が完了しているとなると、殆どやる事が無い。
 このまま真と話し込んでいても悪くは無いのだが――

「ふむ」

 ――今しがたの時刻は11時過ぎ、か。

「そろそろ昼飯時だな」
「あ、そうですね。それを聞いたら少しだけお腹が空いて来ちゃいましたね」
「然らば、下見の時に行く前にラーメンを奢ってやろう。丁度今回の会場の近くに美味い鶏殻出汁が逸品の醤油ラーメンを出す店があるのでな、紹介して進ぜよう」
「え、本当ですか!?へへっ、やっりぃ〜!」

 そう言って嬉しさを表すように右腕を振りながら小さくガッツポーズらしき動作をした――毎回気になるのだが、癖なのだろうか。