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四方山話
【YOMO-TALK】

意味:比較的毎日10〜30分程度向き合って、何やら書いて見ようと模索する種々雑多な話



 ●Log: 9月10 -20 -30 / -10月10 -30 / -11月10 / -11月30 / -09年01月10

 ●四方山話 それっぽい作品のまとめ目次
   01:アイマス 総まとめ:  『 始まりはそれぞれに有るからこそ面白い 』 

 ※現在更新中の作品: 真・恋姫無双 (現実→転生、変則憑依 御都合主義 ※元ネタor作風的にも)





■20081109

 ここ数年、私の 『馬鹿』 と言う名の 『不治の病』 が加速しているのを感じます。
 世間じゃ 『お馬鹿タレント』 なんぞが持て囃されているが、あそこまでポジティブに考えれない私のような人間は些かの戦慄を覚えざるを得ない。
 この不治の病、色々と種類がありまして、一例としては 『計算が出来ない』 等がありますが、私の場合は 『言葉が正確に覚えれない』 と言う症状が如実現れています。
 
 ――言葉が正確に覚えれない。
 人から聞いて耳にした情報や、一度読んだ知識がうろ覚えと言うのは勿論の所、『人名』や『地名』と言った単語を覚える能力が人よりも著しく低下しており、口を開けばニアミス&ケアリスミスの連発。

 面白い話を聞いて人に伝えようとしても、何処かが欠陥していて話が破綻。
 知識をつけようと本を幾ら読んでも、それを口頭で他人に教える事が出来ない。
 車の名前は一々、間違える。
 人の名前を間違えては、毎回平謝り。
 歌の歌詞を、何度歌ってみても覚えれない。etc

 口は災いの元――なんて良く言いますが、私見たいなものには痛いほど身に染みます。まぁ、コレに関しては私の性格や気質と言った根本的な部分の割合が多いのではありますが……。
 それを差し引いても、ここ最近、言葉を喋るごとに人としての尊厳を削っている錯覚さえ覚えます。
 口にしないと伝わらない事は多々ありますが、内容が曲解してしまっては火に油を注ぐようなもの。弁が立たねば、角が立つ。
 『壬生義士伝』 等で有名な 『浅田次郎』 先生は、若い頃は話術を武器にされて世間の荒波を乗り切ったらしいですが、如何にも私にそう言った才は無い様子。そりゃないぜ、神様。ド畜生。

 まぁ……そんな妬み僻みはさて置き、自分の 『阿呆さ』 は棚の隅に隠し――私が何を言いたいかと言いますと 「やっぱり小説は良い」 と言う事です。
 何せ、時間を掛ければ幾らでも好きな言い回しが書ける上に、うろ覚えの知識でもそれを手掛かりにもう一度調べて書きなぞる事が出来ます。一つの言葉を送るのにも、出来るだけの配慮を施す事が出来ます。

 書籍を若干は慣れて、玉石混交のネット小説を読み漁りながら、ひたすら妄想のたぐいに身を費やす人達を端目に
 「物を書く人よ、反省すべからず。事実は如何であれ、きっと文章はオモチロイ!!」
 と、しみじみ実感する今日この頃であります。



▼▼ アイマス小説 ▼▼



「はぁ……くっそぉ〜、やっぱりボク、色気無いですよね。身体だってほら、筋肉がついて全然女の子らしくないですし」

 薄手の生地越しに、自身の胸やら腿やらを触れながら確かめるように触っていく。
 先程の会話でも解っていた事だが、如何やら自分の身体や性格に劣等感(コンプレックス)に近いモノを抱いているようだ。

「いや……そんな事は無いぞ?」
「あははっ……そう言って貰えて嬉しいですけど、大丈夫ですよ。自分でも解ってますから。クラスの女の子とかと話してて解ってた事ですけど、僕がアイドルに成れたとしても格好良い王子様見たいな役回りだって」
「あぁ〜……」

 確かにそれは否定の仕様が無い。
 整った顔立ちと、そんじょそこらの男よりも男前な性格。
 真の学友である『女学生達』ならば、夢中になるであろう。
 そこは「モテないで居ろ」と言うのが難しい話かも知れぬな。

「だけど、だけども夢を見ちゃいますよ――可愛いお姫さまって夢を」

 そう呟く言葉は先程よりも重い響きでは無かったが、それでも憧れと、諦めの混じった呟きだった。





■20081107

 最近、触手と言うジャンルに傾倒し始めたYOMOです。ども。
 
 それも一方的に「グヘヘヘヘ」みたいな本能に赴く感じのではなく、人間らしい思考を持つタイプが好みですね。
 単純に言えば 『現実→スライム』 なんぞの憑依系の思考――と言えば一番解りやすいでしょうか。
 最近は 「短編でも良いから!」と、そう言った良作は無いかとうらうらと最近ネットを徘徊する時間が増えて来ました。
 人外→無形流動体 と言うクラスチェンジを果たした私の行く末に些か暗雲立ち込めて来たのではないかと思う次第で御座います。
 合掌。

 で、最近見つけた個人的に良かったネット小説を一つ御紹介。


   □題名: 『これって王道ファンタジー?』
   場所: 『Arcadia』 → 投稿提示板内の『オリジナル』
   読感: 原作ソフト『聖なるかな』の二次創作『THE FOOL』を書かれた、知っている人は知っているPINOさんの新作です。
       相変わらず設定の作りと、キャラの性格付けに関してはTOPクラスの腕前だと、感心するばかりです。
       まだ話は序盤ですが、オリジナル小説になっても執筆速度は変らぬようで気持ちが途切れずに読めるでしょう。
       
       肝心の作品内容なんですが、端的に言えば作中にも書かれていました通り――
       『ボタンを一つ掛け違えた事で、破綻してしまった王道ファンタジー』
       ――につきるかと思います。
       
       『起承転結』で言えば『起』の部分に当たると思いますが既に十二分面白く、前作以上の心震わす熱い展開になる予感が
       ぐわんぐわんと伝わってきますので、皆さんも一読されて見ても宜しいかと思います。



▼▼ アイマス小説 ▼▼




「随分と無茶な事を言う人だな、って少し思ったんですけど……バイトを探していたのは本当だったから『女は度胸、何でもやってみなくちゃ!』って思い切って話を受けたんです」

 そう言って、真は右手を小さく振りながらガッツポーズをいつものように見せてきた。
 全てを話してスッキリとした、と言った所なのだろう。

「今では、社長から話を受けて良かったって心の底から思ってます。先輩にもこうやって出会えた訳ですし。けど……やっぱり、夢は夢だって解っていても、皆さんを見てると自信を無くしちゃいますよ」

 私に向けてくる笑顔は、いつもより少し弱々しいが変らぬ快活な笑みと変らぬから、そう思っても良いだろう。
 やはり真は湿った空気よりも、軽やかさな空気の方が似合っている。

「あ、先輩!何で笑ってるんですか!?」
「いやいや、ついな、つい」
「もぉ、そう言って誤魔化て……ボクと他のアイドルを比較して居たんでしょ?」
「そいつは深読みのし過ぎと言うものだ」
「むぅ……怪しいなぁ」

 そう言って目を端に寄せながら真は覗き込むように見てくる。
 その仕種を見て「あぁ、なるほど」と、妙な納得をした。
 ――男心も移り変わりが早いのかと思っていたが、真の性別が判明した今『女心』ならば致し方が無いか。
 どちらにせよ、実に難儀な。





■20081103

 
 完璧に表の顔になってしまった四方山話。
 後に引けない状態になってしまい、正直ガクガクブルブルしている所でありますが、まぁ、日記ぐらいならばモチベーションは関係無いだろうと楽観しています。

 さて、今回のUP小説『異世界迷走史』について少々。
 主人公達よりも、今後の設定を一切考えて居ない私が誰よりも迷走している気がして為らないですが、取り合えず次の話では新キャラが登場予定。
 現時点でCFOよりも登場人物が多いので、自小説では何気に登場キャラの最大数が一番多かったりとか……。
 CFOよりは小説を意識して書いているので文章も若干ライトで、展開も少しテンポ良く書く事を意識しています。
 まぁ――キャラクターの変人度で言えばどっこいどっこいですがね。
 
 瑠香……何で、あんなキャラになったのかなぁ。

 自分の手を離れて、変態度が増し増しでかつ、腹黒度が段々と高くなっていく気がします。
 書いて居て、漫画 『絶望先生』 の 『可符香』 に見えてきました。一巻辺りだと意外と普通の女の子は無いですし、最近だと超然とし過ぎているので、大体『5巻』前後の。 キャラが立ったと喜ぶべきなのでしょうか……。

 次回の小説は今の所、未定です。
 書く物を決めて、そろそろ書き始めて、備えたいとは思っています。



▼▼ アイマス小説 ▼▼



「それは……何と言うか」
 
 ――言葉に出来ないな。
 人様の家庭事情なので言葉を口にするのが憚れると言うものあるが、単純に何と言えば良いのか困る所だ。

「あ……す、済みません」
「いや、気にするな」

 そんな私の様子を、自分が感情に任せたのが原因と思ったのだろう。
 罰の悪そうに、また少し恥らうように頭を掻きながら腰をソファーに深く下ろすと、気を落ち着けるように深く息を吐いた。

「だから――」
「……」
「だから逆に憧れてたんです――アイドルに」

 真のその声は、万感の想いが込められた呟きにも、想い焦がれるが故の悲愴な呟きのようにも聞こえた。

「なるほど、な」
「あんな華やかな世界で、可愛らしく踊れる女の子になりたいって……そんな夢を見ちゃったんです」
「ふむ――」
「そしたら、そしたら社長が、アイドル候補の候補として働いてみないかって。仕事の内容は今のボクがこなしているような内容だけども、じかにアイドルに会う環境で空気を感じ取って貰って……いずれは、って」
「ほぉ」

 何かを感じ取ったのか、それとも話の中で見抜いたのか――基本的に女子供には無類に優しい社長なので、色々な思慮を含めた上での結論だとは思うが、少なくとも真にそれだけの配慮をしても良い位の『資質』を見たのだろう。